【大阪梅田】高校生が企業と一緒に問題解決?総合進学コースの「課題研究」とは?

課題研究ってどんな授業?

総合進学コースでは、教科書だけでは学べない「社会で本当に必要な力」を身につけることを大切にしています。その中心となるのが「課題研究」という授業で、実際の企業連携して行います。各企業グループには担当の先生がついて生徒たちをしっかりサポートし、1年生から3年生が一緒になって学年を超えたチームで活動します。学生たちは企業のことをしっかり調べ、課題を見つけて、自分たちでアンケートを作って調査し、解決策を考えます。この取り組みを通じて、実社会で役立つスキルを実践的に学んでいきます。

伝統と現代をつなぐ – キモノハーツグループ

キモノハーツグループでは、会社のことや着物業界について詳しく調べ、「若い人が着物を着なくなった」「普段着物を着る機会がない」といった問題を見つけました。そこで同世代の友達や保護者の方にアンケートを取り、着物に対するイメージや着たことがあるかなどを聞きました。集めた情報をもとに、着物の魅力を今の時代に伝える方法を考えています。

食の未来を考える – 日清製粉グループ

日清製粉グループでは、会社の仕組みや他社との違いを調べて、「健康志向の高まり」「食べ物を無駄にしない取り組み」「材料費が上がっている問題」など、食品業界が抱える課題を見つけました。解決策を考えるために、いろいろな年代の人に食生活や買い物について質問するアンケートを作って実施しました。企業から出されたミッションに対して、調査で分かったことを使って、実際にできそうなアイデアを提案しています。

お店の新しいかたちを探る – イオンリテールグループ

イオンリテールグループでは、お店の経営方法や環境への取り組みなどを調べて、「ネット通販との競争」「働く人が足りない」「環境に優しい経営」といった課題を見つけました。この課題を解決するために、お客さんの買い物の仕方やお店選びの理由についてアンケートを自分たちで作って調査しました。実際にお店を見学して現場の声も聞き、調査結果と合わせて現実的な提案を考えています。

実社会で学ぶ、総合進学コースの挑戦

総合進学コースの「課題研究」は、普通の授業では経験できない貴重な学びの場です。キモノハーツ、日清製粉、イオンリテールという違った業界の会社と一緒に活動することで、いろいろなビジネスや社会の問題について学べます。また、1〜3年生が一緒にグループで取り組むことで、チームワーク問題を解決する力など、これから社会で必要になる力を実際に身につけることができます。
この授業で学んだことは、大学に進学してからの研究や将来の就職活動で大きな力になります。実際の社会とのつながりを感じながら学習することで、生徒たちは自分の将来について具体的に考えるきっかけを得て、社会人として必要な基礎力をしっかりと育てています。保護者の皆様にとっても、お子様の成長を実感していただける大切な教育プログラムです。
今後、キモノハーツ、日清製粉、イオンリテールの3つの企業それぞれでの生徒たちの具体的な活動や成果について、より詳しい記事をお届けしていきます。
ぜひご期待ください。

総合進学コースのこれからの活躍にご期待ください!

専修学校クラーク高等学院大阪梅田校で新たな挑戦をしたい方を、
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