【大阪梅田】総合進学コース　特別進学専攻　”一般入試リサーチ”実施！　当日の生徒の様子は？そしてリサーチの効果は？

2025年5月26日

― 難関大学合格に向けて、入試方式を“知る”ところから ―

総合進学コースの「特別進学専攻」では、難関大学合格を目指す生徒たちに向けて、進路探求と学力育成の両面から本格的な学びを展開しています。
今回の授業では、入試制度に対する理解を深める取り組みとして、
「一般入試リサーチ」を実施しました。高校2・3年生が、自ら調べ・分析し・戦略を考える、特進専攻ならではの実践授業です。

「一般入試」ってどんなもの？まずは“分解”して理解

授業のテーマは、「一般選抜を“方式”で分解する！」。
大学入試といっても、そのスタイルは一つではありません。
同じ大学でも“方式”によって出題科目や配点、難易度は大きく異なります。
まず生徒たちは、自分の志望大学・学部の「入試方式の種類」に注目。
スライド資料や進路探究ワークシートを活用しながら、出題形式・配点・試験時間・難易度などを具体的に調べ、一覧化して整理しました。
同じ大学でも方式によって合否のカギが変わることに気づき、
「どの方式なら自分の得意が活かせるか？」
という視点が、自然と芽生えていきました。
また、どの方式で受けるかによって、今後の学習戦略は大きく変わる——
そのことを、生徒たちはデータと向き合いながら実感していました。

ワークシートで可視化する、自分だけの“受験戦略”

授業では、教員作成の《一般選抜方式リサーチワークシート》を使用。
調べた情報を、出題形式・配点・出題傾向・対策内容などの項目ごとに記入し、自分自身にとっての「戦いやすい方式」や「必要な対策」が一目で見える状態をつくっていきます。
生徒によっては複数大学・複数方式を同時に比較し、「併願の組み方」まで視野に入れて考察している姿もありました。
情報を「集める」だけでなく、「分析して、意味づける」ことがこの授業のポイント。
だからこそ、調べて終わりではなく、
「この方式で受けるなら、今やるべきことは何か？」
という問いに自然と向き合う時間になりました。

「調べて終わり」ではない。思考と行動につなげる

今回の授業で大切にしているのは、調べることそのものよりも、「どう考えるか」「どう動くか」という次のステップです。
授業の最後には、「今、自分がやるべきこと」を3つに絞って書き出すワークも実施しました。
特進専攻では、こうした一つひとつの学びを、確実に“行動”につなげることを徹底しています。

この授業で育つのは、「受験力」ではなく「戦略力」

大学受験は、「学力」だけで勝負するものではありません。
今の自分を正しく知り、入試制度を理解し、最適なルートを選び取って進む――それが、特別進学専攻で育てている真の受験力です。
この授業で身につくのは、次のような力です：

・情報を収集し、正確に整理する力
・制度の違いを理解し、自分に合った選択をする力
・自ら判断し、行動に移す力

これらは、大学入試はもちろん、社会に出てからも通用する「戦略的に生きる力」と言えるでしょう。
総合進学コース「特別進学専攻」では、とりあえず勉強するのではなく、「何を・なぜ・どう学ぶか」を考える姿勢を大切にしています。
本気で挑むからこそ、準備は今から。
その第一歩が、今回の「一般入試リサーチ」です。