【大阪梅田】総合進学コース UNOの教育効果とは?

みなさんおなじみのUNO…意外な教育効果があったんです!

みなさん、UNOというゲームはご存知ですか?そうです!友達や家族と遊べるカードゲームで、手持ちのカードを全部なくすことが目標となるゲームです。カードは色や数字があり、「スキップ」「リバース」などの特殊効果もあり、自分の順番が来たら、場のカードと「色」か「数字」が同じカードを出すか、「ワイルドカード」で色を指定します。手札が1枚になったら「UNO!」と宣言します!
実はこのゲームには意外な教育効果があったのです。今回はその教育効果と総合進学コースの1年生で行ったときのようすをまじえて紹介しようと思います。またこのUNOの取り組みは過去に他の校舎でも行っています。他の校舎の記事も併せて、大阪梅田校での取り組みを見ていただければと思います。

UNOに隠れる教育効果とは?

UNOには一般的に以下のような教育効果があると言われています。

➊ 色や文字の認識力向上
❷ 戦略的思考力の向上
❸ 集中力と記憶力の強化
❹ コミュニケーション能力の向上
❺ 忍耐力や感情のコントロール

しかし本当にこれらの教育効果のみなのでしょうか?実は今回、大阪梅田校の総合進学コースでは以下の観点から、UNOを実践し、スキルの伸展具合をはかってみました。
 ● 主体性・多様性・協働性
 ● 思考力・判断力・表現力
 ● 人間力・探究力・創造力
 ● コミュニケーション能力

これらの力は総合進学コースで獲得する目標のスキルとなっています。実際に4人ぐらいのグループをいくつかつくり、UNOを実践してみました!果たしてそのときのようすと効果はどれくらいあったのでしょうか?

ちなみに連携校であるクラーク記念国際高等学校の京都キャンパスでも、過去にUNOで授業実践してみるということを行っております。UNOで「協調性」をのばすという内容でまとめられていますが、ここで「協調性」と「協働性」の違いを説明

協調性
 他者と円滑に関係を保ち、共通の目的や環境に合わせて自分の考えや行動を柔軟に調整する能力を指します。協調性がある人は、場の雰囲気や他者の意見を尊重し、衝突を避けたり助け合ったりして、スムーズな関係を築きます。

協働性
 共通の目標を達成するために、各自が主体的に役割を持ち、お互いに助け合いながら積極的に協力して行動することを意味します。協働性が求められる場面では、ただ合わせるのではなく、各メンバーが自分の強みや意見を発揮し、共通のゴールに向けて建設的に関わります。

大阪梅田校では「協働性」を伸ばすことに重きを置いています。

UNOに取り組んだ生徒のようすは?

UNO自体へ嬉々として取り組んでいた姿が見受けられました。取り組んだあと、実際に総合進学コースが標榜する9つのスキルおよびコミュニケーション能力は伸びたのか・意識できたのかという点で質問してみました。すると以下のような結果となりました。
 思考力 … 8人が意識
 判断力 … 8人が意識
 人間力 … 4人が意識
 表現力・主体性・協働性・多様性はそれぞれ1人が意識

思考力・判断力がとても意識されていたようですね。
それでは、UNOで駆け引きを行った場面は?と聞くと、添付画像のように「虹色のカードが出た際に、相手の色を予想した」などの答えが返ってきました。

UNO―一見ただのゲームのように思われますが、しかし捉え方によって思考力や判断力を伸ばす材料にもなるのです。
総合進学コースではグループワークだけではなく、さまざまな視点からこのようなスキルを伸ばす授業を行っています。このような取り組みを行っているのは紛れもなく総合進学コースのみです。
是非みなさん、遊びに来てくださいね♪

Instagramはこちらから!

  • URLをコピーしました!
目次