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【大阪梅田】「伝える力」と「人間力」を磨く!総合進学コース、プレゼンテーション実践授業を実施!

総合進学コースでは、「プレゼンテーションの仕方と人間力」をテーマに、実践的な表現力と社会性を高める授業を実施しました。
今回は、5限・6限を通して、スライド作成や発表技術に加え、伝える力を支える“人間力”についても深く学ぶ時間となりました。
授業前半では、良いプレゼンと悪いプレゼンを比較することで、「伝わるスライド」と「話し方」の違いを実感。
視覚的に伝わるスライドづくりの5つのルール
(メッセージの明確化、読みやすいフォント、配色、画像活用、効果の最小化)を押さえながら、実際に1枚スライドを作成し、発表に挑戦しました。
「1スライド・1メッセージ」の考え方や、「目線・声・間」を意識した話し方など、生徒たちはプレゼンのコツを実践の中で吸収。
それぞれが“自分らしさ”を活かしつつ、どうすれば「相手に届く」発表になるかを考える機会となりました。
グループ発表では、完成したスライドを使ってお互いの紹介を行いました。
スライドは1枚でまとめる形式でしたが、その分、写真の配置や色使い、クイズを入れるなど、工夫の仕方に生徒一人ひとりの個性が色濃く表れており、どれも魅力的な作品となりました。
発表後には自然と拍手が起こり、「この画像の使い方うまい!」「この説明の仕方わかりやすかった!」と、お互いのプレゼンを前向きに評価し合う姿も。
単にプレゼン力を育てるだけでなく、相手を尊重し、認め合う空気が生まれていたことが、何よりも印象的でした。
また、これまで同じクラス・コースで時間をともにしてきたからこそ、「そうなんだ!」だけでなく、「そうだよね、前にこれ好きって言ってたよね」といった会話も聞こえてきました。
“伝える”という行為を通して、これまで以上に相手との距離が近づく瞬間があったことに、教員としても大きな喜びを感じた授業でした。
後半は、「人間力とは何か」をテーマにした学びの時間。
社会で信頼され、活躍できる人になるためには、知識や技術だけでなく「人間力」が必要だという視点から授業が展開されました。
人間力の構成要素として挙げられたのは、
・知的能力(思考力・判断力)
・対人関係力(コミュニケーション・協調性)
・自己制御力(意欲・忍耐・ストレス対処)
身近な場面(文化祭や友人関係など)を題材にしたワークでは、こうした力が問われる具体的なシーンについて考え、自分の価値観や行動を振り返りました。
「発表がうまくなる」だけでなく、「どんな人として伝えたいか」という視点に気づく授業となりました。
今回の授業は、プレゼン技術と人間力という、一見別々に見える要素を、同時に育むことを目的として行われました。
生徒たちは、“言葉だけで伝える”のではなく、“自分自身の人間性も含めて伝える”ことの大切さを、実感として学んでいます。
将来、どんな進路や職業に進むにしても求められる「伝える力」と「人間力」。
この2つの力を、学校生活の中で着実に育てていく――
それが、総合進学コースの目指す学びのかたちです。
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