【大阪梅田】2024年度卒業式 無事敢行! 当日の式の進行は?内容は? 手伝い生徒の頑張りも収録!

涙と笑いの卒業式
75名の旅立ち

 先日、中央公会堂にてついに2024年度卒業式が実施されました。今年度専修学校を卒業する生徒の数は75名。2022年というコロナウイルスで世界がいまだ混沌としているときに入学してきた生徒です。この前日はリハーサルも行われ、そのときはあいにくの雨模様でしたが本番は晴れ。3学年の日頃の行いが良かったのでしょうか。
 普段着慣れている制服ですが、生徒たちはしっかりネクタイ・リボンをしめ、ブレザーの前ボタンも留めて卒業式に臨みました。教員たちは礼服や袴に身を包み、生徒たちの出席を温かく迎えていました。当日、発熱などで欠席者が2名いましたが、無事式は遂行され、卒業式が終わった後も担任団とともに談笑をしたり、後輩と別れを惜しんだりする風景が見られました。それでは当日の詳しい様子を紹介してまいりたいと思います。

リハーサルも厳粛に実施!
様々な方の支えがあってこそ…!

 先述のとおり、前日には卒業式のリハーサルが敢行され、午後には在校生も揃っての現地リハーサルが行われました。リハ当日は雨が降り、校舎から中央公会堂までの移動が中々大変でしたが、なんとか3学年出席していた生徒全員は公会堂に向かうことができました。
 この日は簡単に出席と起立のタイミングの練習が執り行われました。司会の「卒業生起立」や「在校生起立」、「全員着席」といった掛け声に耳をそば立たせながら集中して臨んでいました。3学年は午前中に校舎のスタジオで練習していたのでいくばくかタイミングは合っていましたがしかしながら現地の座席と校舎の座席は違うもの。細かいタイミングではずれが生じており、また在校生と合わせることも中々難しいものでした。さらに立礼のタイミングも練習していたものと少し異なるなど、現地でしか分からない部分も多くありました。
 何より3学年の一番の見せ場は、卒業証書の授与。登壇したときに立礼するタイミングやどの手で最初に受け取るかなど細かい部分も、直々に校長から指導のもと、練習していきました。

 さて、そのようなリハーサルが行われている一方で、作業をしている面々が…。そう、今回卒業式のあらゆる装飾などを施してくれていた生徒会の皆さんです。祝辞の添付や花道の装飾など本当に細かい部分まで作業をしてくれていました。感謝しかありません。
 3学年はこのような後輩の支え、そしてコースや勤務形態を超えた様々な先生方の支えがあってこそ今このように卒業式を迎えられているのです。改めてその感謝に気づく1日でした。

いよいよ本番!
涙と笑いが交わる卒業式

 卒業式では10時より3学年が全員集合し、10時30分より公会堂に入場する運びとなりました。既に多くの保護者や来賓の方が臨席している中を、3学年教員を先頭に3クラスの卒業生が入場してきました。そしていよいよ式が厳粛に開始されました。
 卒業式は正式には卒業証書授与式―実はその前に各種表彰ということで3年間の頑張りや活躍を称える表彰式も行われました。3か年皆勤の生徒がまず呼名され、2名登壇し、楯をもらっておりました。他にも学業が優秀な生徒、様々な課外活動に参加した努力を認められていた生徒など頑張った生徒たちが表彰され、登壇しておりました。中には3つも楯を貰う生徒もおり、この学年の頑張りがよく分かる結果となりました。
 表彰が終わった後、卒業証書授与式が執り行われ、厳粛な雰囲気の中各クラス担任が呼名し、生徒が校長から証書を受け取る過程が進められました。実はこの本番で、呼名の前に各担任からメッセージを贈るということを行いました。
 例えばある担任は感謝の気持ちを忘れないでほしいということや、ある担任はとにかく幸せになってほしい、いつでも味方であるということ、そしてある担任はとにかく色々なことに挑戦してほしい、遅いことなんてないという熱いメッセージを贈っておりました。思わずそれに涙する生徒もおり、3年間の思い出が一挙に振り返られたように見えました。

 授与式が終わり、つづいて校長の式辞来賓の祝辞が厳粛に執り行われました。その後、在校生の送辞が行われました。
 送辞ではとにかく学校行事での後輩と先輩とのかかわりにフューチャーされ、いかに後輩から先輩が憧れの存在であったのかが分かる内容となっておりました。後輩と先輩が関わる機会は以前にも紹介した体育祭などで分かると思います。それらの思い出や学んだことを一挙に振り返る構図となっていました。
 いよいよ答辞。答辞ではプログラミングコースの生徒が代表してメッセージを述べていました。答辞では各学年での思い出が語られました。この代は先程も述べたようにコロナ禍の混沌とした時季に入学した生徒たちです。友達づくりに不安を抱えながらも優しく迎えてくれた同級生たちの様子が語られました。
 2学年では修学旅行の思い出、そして3学年では答辞を述べた生徒自身が経験した体育祭での黄色団団長就任のエピソードが語られました。ここまではどこの学校にもある答辞かもしれません。
 しかしながらここからが違いました。答辞を読む紙を下に置き、その生徒は本音を語り始めました教員から怒られてむかついたことや同級生の振る舞いに怒ったこともあったが、と前置きして、しかしながら感謝しているという旨を述べました今になっては怒号を浴びるのもなくなってしまうんだということも述べており、さらに出席していた保護者や教員、生徒の涙を誘っておりました

 答辞が終わった後、校歌を歌い終え、いよいよ退場。「いま旅立ちの日~」というJPOPの曲が流れ始め、大いなる拍手の下、2022年度入学生は無事卒業することができました

3学年間という短くも濃い生活をクラークで過ごして―

 3年間様々な出来事がおそらく3学年の生徒にはあったと思います。もちろんそのどれもが生徒にとっては楽しいものではありません。
 しかしながら「人間力」というのは充分に身についたのではないでしょうか。クラークはご存じの通り様々な背景を抱えた生徒たちが集まる学校です。それだからこそ刺激も受けたり、衝突したりすることもあります人間関係に悩んだり、ときに感動したりすることも多くあります。そういった経験を乗り越えて、タフネスやレジリエンスを習得し、予測不可能な社会で生き延びていける素地を作れるのではないでしょうか。
 ぜひこの記事を読んだ中学生の皆さんも、そして転学を考えている皆さんも、大阪梅田校にて濃密な生活を過ごしてみませんか?

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