【大阪梅田】総合進学コース 気になる!!クエスト中間報告会の行方は…!? ~課題研究~

待ちに待った中間報告会!その出来栄えはいかに!?

先日、専修学校クラーク高等学院大阪梅田校の総合進学コース内で行われている毎週金曜開催の課題研究の時間にて、待ちに待ったクエスト中間報告会が行われました。クエスト中間報告会では、企業から与えられたミッションの内容に関する自分たちの解釈を発表し、どのような方向で企画案を組み立てたいのかということを実際に企業の方たちに向けて発表するといったことが行われました。生徒たちはこの報告会にあわせ、事前にパワーポイントにてスライドを作成し、発表が滞りなく行われるように原稿を準備してのぞんでいました。また、中間報告会の見どころは何といっても直接企業の方々からコメントをいただけるという点が挙げられます。
さて、そのような内容も盛りだくさんの中間報告会ですが、生徒たちはどのような様子で発表したのか、そしてどのようなフィードバックやコメントを企業の方々からいただいたのか、そのときの様子を見てみましょう

生徒たちの発表のようすは…?

やはり企業人にむけて発表することもあって、生徒たちは緊張した面持ちで発表にのぞんでいました。班の中には、「どの企業の方々が来られるのですか?」と意欲的にのぞむところもありましたが、「企業の方々からどのような質問をされるのだろう…?」・「ここって詰められるのかな…」と不安に思う班もありました。しかしどの班も、企業のミッション解釈に対する姿勢は丁寧であり、そして何としてでも企画案を練りたい・作成したいという気持ちは強いように思えました。
今回、教員側からは「あくまでも企業から与えられたミッションに対する解釈と方針のみでよい」と伝えていましたが、早くも具体的な案を提案している班もあり、進取な姿勢が見られました。また、以前紹介しましたが、課題研究の授業は1~3年が合同で受講しており、1年生は半年経ったとはいえまだまだ発表になれないところ…。しかしそのような中でも今回5分という発表の場を、3学年や2学年の先輩にも助けられながら発表しておりました。

企業人の方々からのフィードバックはいかに!?

今回、パートナシップでカリキュラムを組んでいるメニコン様とオフラインでの参加となるパナソニックエナジー様、そしてコーポレートアクセスを提供している教育と探求社様が来訪し、生徒たちの報告を見ていただきました。
報告終了後のフィードバックでは以下のような意見が寄せられました。
 ● どの班もミッションの解釈について理解していた
 ● 高校生の発表がやはり上手であった
 ● 企業についてもポイントを押さえて調べられていたのが素晴らしかった
 ● 他校に比べ、ミッションの掘り下げがダントツでしっかりしていた
このような好評をいただきました。しかしながら一方で、
 ● 商品開発で留まってしまっているので深掘りが必要なのではないか
 ● 全体的に「なぜ」という部分が見えない
 ● 企画自体が目的になっていないか?
 ● 調査が弱い部分がある
という厳しい意見もいただきました。
教員は課題研究の時間帯に、生徒たちのクエストの進捗を眺めることが多いです。教員が意見を出してしまうとどうしてもそれに生徒が引っ張られてしまい、生徒独自の発想がなされないことを危惧して、そのように進めています。しかしながら、ある班では「なぜそのような考えに行きついたのか」が微妙に不透明になっているところが見られました。また「他の企業もその企画を行っているのではないか」と詰めが甘い部分も見られました。まだまだ改善の余地がある、というところですね。

今回中間報告会を無事終えたわけですが、しかし頼みとなる3年生が体調不良などもあり欠席してしまったことが残念です。最終報告会はいよいよ11月の終わりに行われ、エントリーとして出す動画撮影は12月はじめに行われます
ここからどのような発展・進化を生徒たちは見せてくれるのか?期待と不安も入り混じりながら、様子を見守りたいと思います!
次回はいよいよパートナシップ企画の最大の目玉!メニコン社に実際に訪問する、ということを行います!このことについても近日HPにて掲載いたしますので、是非お見逃しなく!

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