【大阪梅田】総合進学コース ブラッシュアップ!ブラッシュアップ!ブラッシュアップ! 最後の追い込みにかける生徒たちのようすとは―?

追い込みをかける総合進学コース1・2年生

 先日、大阪梅田校の総合進学コースにおいて、課題研究の時間で年間通して取り組んできたコーポレートアクセスの最終追い込みを行いました。コーポレートアクセスについては以前紹介してきましたが、ここで簡単におさらいし、今回の本題について述べようと思います。
 コーポレートアクセスとは、教育と探求社が主催している探究学習プログラムの1つです。大阪梅田校の総合進学コースでは昔日よりこのプログラムに参画し、多数の生徒が全国大会に出場したり、佳作賞をいただいたりしてきました。コーポレートアクセスの魅力は何と言っても「実際の企業からミッションを与えられ、探究する面白さ」に尽きると思います。今年度の総合進学コース生も1年間を通して、以下の企業から出たミッションについて探究し、企画案を練ってまいりました。

富士通/メニコン/テクマトリックス/日清製粉/大和ハウス/パナソニックエナジー/富士製薬

 名だたる企業が勢ぞろいですが、今年度は幾許か現実志向が強めな印象を受ける生徒たちの探究でした。さてその探究のトレイルもそろそろ終着駅を迎えるころ…先日、3年生は修了式を終えたため既に登校しておりませんが、残った1年生・2年生だけで知恵を振り絞り、ブラッシュアップにブラッシュアップを重ねてグループワークを推し進めてきました当日のようすはどのようなものだったのか?今回その点にフォーカスし、説明していきます。

ブラッシュアップをかけるメリットは?

探究学習の発表において、ブラッシュアップを重ねる必要性とメリットとはいったいどのようなものなのでしょうか?

探究学習の発表におけるブラッシュアップの必要性とメリット

必要性
探究学習の発表では、自分の考えや調査結果を他者に伝える力が求められます。初めの段階では内容が整理されていなかったり、説得力に欠けたりすることが多いため、ブラッシュアップを重ねることで質を向上させる必要があります。

メリット
質疑応答に強くなる – 予測される質問を考え、準備をしておくことで、柔軟に対応できるようになる。
論理的な構成になる – 情報の整理を繰り返すことで、伝えたいことが明確になり、分かりやすい発表になる。
説得力が増す – データの補強や具体例の追加により、聞き手を納得させやすくなる。
自信を持てる – 何度も見直し練習することで、発表への不安が減り、自信を持って話せるようになる。
相手の理解度が高まる – 分かりやすい言葉や図表を工夫することで、聞き手が内容をスムーズに理解できる。

当日の生徒のようすは―?

 3年生もいないため、ブラッシュアップには苦労が見えていたのが現実です。教員からは「「導入→本論→結論」でまとめてみよう!」といったことや「スライドにもう少し画像や図を入れてみたり、説明が少ない箇所があれば加えたりして視覚情報を増やしてみよう!」といった追加の注文がなされ、中々大変だったと思います。
 しかしながらそれでも食いついてくるのが総合進学コース生の良いところ。様々な注文が為される中、自分たちでどのようなスライドが一番見やすいのか、どのような説明の仕方であれば聞いている側は傾聴するのかという点を研究し、スライドや中身のブラッシュアップにつなげていました。
 先にも述べたように、ブラッシュアップをすることで「自信を持つこと」ができたり、「説得力が増すこと」が期待できたりします。経験の少ない生徒が多い中でしたがブラッシュアップを最後までやり遂げることができました。
 また各班で見せ合いも行いました。「自分がもし投資家だとしていくらその企画案に払うのか?」というテーマでお互いの班の企画案を説明し合い、どのような点が良かったのか、どのような点を加えれば投資したくなるのかという意見を交流し、ブラッシュアップにつなげていました。

いよいよ最終発表!そしてその先は―?

 このブラッシュアップが終わればいよいよ「年明け最終発表」!1・2年生のみですが、自分たちが1年かけて考えてきた企画案を発表する時機がやってきます。またこの最終発表ではオーディエンスの生徒たちに実際に評価してもらい、そのポイント数が高いグループには、来る28日実施の大阪梅田成果発表会にて発表してもらおうと考えております。どのような展開が待っているのか―?楽しみで仕方がありませんね。

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