【大阪梅田】総合進学コース Let’s ブレインストーミング! 質より量!その意義と効果とは?

探究活動の前段階―ブレインストーミング!!

先日、総合進学コース2学年が修学旅行で北海道に訪問しているなか、同コースの1年生・3年生で、総合実践の時間を使い、探究学習―特にブレインストーミングを中心としたグループワークを行いました。総合進学コースでは探究学習を主とし、「正解のない問いに対して自分たちで答えを出して行く」ことがモットーですが、その際必ず身につけておかなければならないスキルとして発想力が挙げられます。その発想力を伸ばす一つの手段として、ブレインストーミングが挙げられますが、果たしてその効果や意義は何なのでしょうか?
今回は、ブレインストーミングの効果を説明しながら、当日どのような内容で授業が行われたのかということを紹介していきたいと思います。

ブレインストーミングの効果とは―?

① 創造的な発想を促進する効果
批判や評価を一時的に保留することで、参加者が自由にアイデアを出しやすくなります。また、多くのアイデアを出すことで、その中から革新的で実用的なアイデアが生まれる可能性が高まります。

② 集団の知識と視点を活用できる効果
異なるバックグラウンドや専門性を持つ人々が参加することで、多様な視点やアプローチが得られます。また、他者のアイデアが新たなインスピレーションを生み、個人では思いつかない発想が生まれることがあります。

③ チームワークと士気の向上
チームで取り組むことで、共通の目標に向けた一体感が生まれます。さらに、各メンバーが自分の意見を自由に述べられる環境が、チーム全体のモチベーションを向上させます。

④ 問題解決力の向上
ブレインストーミングで出された多様なアイデアが、問題を複数の角度から解決する助けになります。既存の枠組みにとらわれず、新しい方法や解決策を見つけることができます。

⑤ スピード感あるアイデア生成
短時間で多くのアイデアを出すことができるため、特に時間が限られている場面で有効です。

総合進学コースの探究学習―主に月曜・水曜の総合実践であったり、金曜の課題研究であったり―では、ブレインストーミングを用いることが多くあります。総合進学コースにおいて身につけなければならない9つのスキルのうち、「発想力」の部分を柔軟にし、伸ばすには最適です。

当日の授業の様子は―?

当日、ある企業理念を少しだけアレンジし、生徒に対してミッションを与えました。以下がそのミッションです。

● 人と社会をつなぎ未来の「あたりまえ」の価値を創造せよ
● 世界の食と健康に「おいしさ・やさしさ・ユニークさ」をもって貢献できる事業を提案せよ

上記のミッションに対し、生徒たちはブレインストーミングなどを通して、思い付く言葉やワードを次々と出していきました。例えば「やさしさ」を感じるときはどのようなときかといったことや、「あたりまえ」に感じていることは何かといったことを考え、付箋に書き込んでいきました。またその付箋をグループ分けし、ジャンルを分けていました。
一方、今回ブレインストーミングではなく「マインドマップ」で発想力を活用しているグループもありました。こちらは思い付いた語句から派生して次々と案を書き出していく方法です。他の生徒が出した案に次々と乗っかっていきながら、枝を伸ばしていきました。マインドマップの詳細については、以下のURLをご確認ください。

「質より量」―総合進学コースの探究学習では、意見の「質」よりも「量」を大切にしています。くよくよ考えずに、今思い付いたことを書き出し、それに乗っかって意見を次々と出すことを重んじています。楽しく意見を出しながら、発想力も伸ばし、探究学習に取り組めるのは総合進学コースのみです。ぜひ学校説明会含め大阪梅田校に来校していただければと思います。

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