【大阪梅田】総合進学コース 魅力的なスライドを作るには? ~情報リテラシー~

「大阪府の魅力」をスライドで紹介しよう!

毎週火曜日の5・6限目に行っている情報リテラシーにて、「大阪府の魅力」を紹介するスライドを作成・発表しようというテーマで授業が進められました。情報リテラシーの授業では情報社会で生きる術やネットリテラシーなどを学ぶ機会もありますが、実際に自分たちでスライドを作るなど実技の授業も採り入れられています
今回は「大阪府の魅力」をテーマにスライドを生徒たちが作ってみました。作成の段階では、まず自分自身が感じる大阪府の魅力とは何かを振り返りながら、それらに関し調べ、情報を集めることを進めていきました。次に、集めた情報を的確かつ簡略にまとめるため、スライドに落とし込むことを行っていきました。

実際にどのような内容のスライドが作成されたの?

生徒たちは大阪府の観光地を調べていました。例えば大阪府の観光地として代表的な道頓堀やUSJ、通天閣などです。どのようなところがおすすめなのかという内容も併せて、観光地を紹介していました。
一方で大阪人のノリの良さを紹介している生徒もいました。大阪人の「オチ」を求める会話の流れや拳銃で撃つフリをすると倒れる下りなど、大阪人独特の個性を紹介しているスライドも見られました。また大阪の食文化について紹介している生徒もいました。大阪の代表的な食文化はやはり「粉もん」文化であるといえましょう。お好み焼きやたこ焼きなどを紹介し、一方で大阪限定のスイーツなどを紹介するスライドも見られました。
スライドの作風はいかがだったのでしょうか。生徒たちは洗練されたデザインのスライドを用いていました。またアニメーションや多様なスライドの転換技術を扱い、凝ったものを作っている生徒もいました。

発表の様子は?

いざ作成したスライドを発表する時がやって参りました。発表している姿を拝見すると以下のような生徒が見られました。
 ・ スライドをずっと見ながら発表してしまう生徒
 ・ 原稿ばかりをずっと見て発表してしまう生徒
 ・ 聞いている人の方を全く見ずに話してしまう生徒
このような生徒に対し、プレゼンの仕方をレクチャーしました。相手の方を見て説明し、既にスライドに掲載されている情報は改めて話すことなく簡潔に要約するといったことを示しました。
また内容に関しても正確な根拠が示されていなかったり、なぜ魅力として挙げられるのかを説明していなかったりするスライドが見られました。これらに対しては、具体的に引用元を示したり、アンケートを取ったりする必要があるというアドバイスを教員の方から致しました。

昨今、プレゼンテーション型の試験などが大学のAO入試(総合型選抜入試)に用いられています。相手にどのように伝えれば分かりやすいのか、どのようなスライドであれば相手に分かりやすいものとなるのかという観点からスライド作成、そして発表の実践に取り組まなければならないのです。そのようなことを総合進学コースでは行っており、プレゼンテーションも他のコースよりも格段に良いと言えます。

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