【大阪梅田】総合進学コース ミッションを読み解き探究を進める その醍醐味とは? ―課題研究―

新たな「問い」づくりに悶えています

総合進学コースでは毎週金曜日2時間、課題研究という授業を行っております。これまでにも何度かこの授業の中身や生徒の様子について紹介してきました。今回は再びメニコン様が来校し、夏休みの課題であった「班で考えた問いに対する答えを各自で考えてくる」という内容に関し、共有や意見の交換を行いました。また、班で1つの答えを出し、お互いに発表する機会を設けました。そして互いに発表が終わった後は、もらったアドバイスや意見などからさらに新たな「問い」をつくり出し、与えられたミッションを様々な視点からかみ砕いていくことを行っていきました

今回与えられているミッションは?そして班で作成した新たな「問い」に対する「答え」とは?

今回、クラーク大阪梅田校がミッションを通して取り組む企業は以下の企業です。

イオンリテール株式会社/大和ハウスグループ/日清製粉グループ/パナソニックエナジー/富士製薬工業/メニコン/テクマトリックス

一部抜粋にはなりますが、これらの企業から以下のミッションが与えられています。

テクマトリックス様
 つむがれてきた「イノチが光る」テクマトリックスの新事業を提案せよ
パナソニックエナジー様
 私たちを「隠れた制約」から解放し世界の幸せを実現する新たなチャレンジを提案せよ
メニコン様
 「文化の力」で世界をシンカさせるメニコンの新しい挑戦を提案せよ

コーポレートアクセスを進行するにあたり、このようなミッションを如何に読み解くかがキーになります。特に「」付きで記されている語句や、あえてカタカナ表記されているところなど企業側が注目してほしい部分があり、それらを生徒たち自身がどのように捉えるかが重要になってきます

課題研究(クエスト)の醍醐味って?

クエストの醍醐味は「探究」するということに尽きます。クエストではまず、与えられたミッションの読み解きから始まります。その言葉にはどのような意味があるのか、そして言葉同士の連関も含めてなぜそのような言い回しをするのかということを必死に探究します。普段何気なく使っている言葉の意味を再認識するという点でも学習的な効果はありますが、人それぞれ様々に捉え方があるのだという多様性を認識するにはとっておきの機会です
そしてそこからクエストでは企画案を考えていきます。生徒たちはまだ「ミッションの読み解き」そしてそこから生まれる「問い」を作っていく段階ですが、これから先、班独自で読み解いた内容・考えで企画案を考えていくのです。今回メニコン様が来校された際、以下のようなフィードバックをいただきました。
 ・ 将来に求めるものを先に考えた上で、その企業で何かできないかなということを考えさせるのがよいのではないか?
 ・ うまくまとまっている班もあったが、悩み悩みの班もあってどのように関わっていくかが悩みどころ

それぞれに難しいポイントがありますが、企業研究で得た情報にがんじがらめにならず、自由な発想を期待したいものですね。

課題研究は普段金曜の5・6限に行っております。試験日や行事のとき以外は平日見学が可能となっております(※事前にお電話をいただけると幸いです)ので是非ご見学の程よろしくお願いいたします。

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