【大阪梅田】「ながらスマホ」を撲滅する妙案とは!?~総合進学コース1年・情報リテラシー~

毎週火曜日に行われている総合進学コース1年生の授業、情報リテラシー。今回は「ながらスマホ」をテーマにどのようにすれば撲滅できるか、ということに関して、パワーポイントを用いて発表しました。

皆さん、ついつい「ながらスマホ」やっちゃいませんか?「友達から通知が来たから…」、「地図アプリを見てたから…」、「推しが新たな動画を上げたから…」そのような理由で歩きながら見てしまうことあると思います。一般的に「ながらスマホ」の危険性として次が挙げられます。

注意力が散漫になり、交通事故やけがのリスクが高まることがあります。また、姿勢が悪くなり、首や肩の負担が増えたり、目の疲れや頭痛の原因にもなります。さらに、長時間スマホを使うことで、睡眠の質が低下し、ストレスや不安の増加につながることもあります。

まさに「百害あって一利なし」。危険な行為であることが分かります。

それでは、そのような「ながらスマホ」を撲滅するにはどのような案を考えればよいのでしょうか?今回、総合進学コースの1年生はそれについて真剣に考え、発表してくれました。

1班は教育的かつエンタメ要素も採り入れた案を複数挙げてくれました。まず、「ながらスマホ」で事故を起こしてしまった人の講話を聞くというところから始まり、それでも何度も「ながらスマホ」をする人がいればスマホを没収する案を挙げてくれました。次に挙げてくれたのは「ながらスマホ」をする人が現れば「一発芸」をさせるという案です。ただしこの案は「一発芸」をするために「ながらスマホ」をする人を生むということで、案の順序を考えた方がいいということになりました。

2班はとても画期的な案を発表してくれました。なんと校内でスマホを触りながら歩いていると水をかけるというシステムです。実際に中国で使われている交通違反防止システムを「ながらスマホ」に転用し、撲滅を図るようですが、「濡れた場合の生徒は着替えを用意するの?」、「何をもってAIはながらスマホと認知するの?」、「学校説明会のときはどうするの?」など様々な質疑があり、場が盛り上がりました。実現可能かどうかは置いて、中々面白い案ですよね。

3班も教育的な要素を採り入れた内容でした。何度も「ながらスマホ」の注意を行い、没収する。それでもなお続けるようだったら保護者の方を呼んで、三者面談をし、退学の処分を行うというシビアな内容でした。しかしこの3班の発表方法の良かった点としては、「なぜ我々はそのような案を採り入れるのか」という理由を明確に示していたところです。その部分があることで、しっくりくる内容となりました。

最後の4班は、スマホ自体の機能に着目し、「ながらスマホ」をしているという段階で強制的にシャットダウンさせるというものでした。発表の後の質疑では「地図アプリの際もシャットダウンされるの?」という内容が出てきましたが、それはシャットダウンされないとの返答であり、少しだけ詰めが甘い部分がありましたが、それだけブラッシュアップできる点も多いということで発表は終わりました。

「ながらスマホ」―これは現代の日本人含め高度な情報社会において、向き合っていかなければならない課題です。ただし明確な正解はありません。このような課題に対して様々な情報を集め、検討し、自分たちの意見を発表するのが総合進学コースの特徴です。

皆さんも是非、総合進学コースで正解のない課題を探究していきませんか?皆さんのお越しを待っています!

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