【天王寺】世界のデザイン教育を知る｜アイオワ州立大学 × クラーク天王寺【インターナショナル】

インターナショナルコースは週5日、ネイティブの“生きた英語”に触れて、コミュニケーション力や異文化理解力など、将来社会で活躍するために欠かせない人間力を養います。

海外大学の学びに触れる特別授業｜アイオワ州立大学デザイン学部来校

2025年10月、アメリカのアイオワ州大学デザイン学部（Iowa State University College of Design）からデザイン教育の専門家Jennifer Anderson先生 が、クラーク天王寺を訪問してくださいました。上級インターナショナルコースの生徒たちに向けて、アメリカのデザイン学部の学びや、海外大学への進学についてお話しいただきました。

講義では、大学でのプロジェクト例やポートフォリオの考え方、アート・デザインのキャリアについて紹介され、生徒たちは熱心にメモを取りながら耳を傾けていました。海外大学の方から直接話を聞ける、とても貴重な機会となりました。

後半のQ&Aでは、生徒たちから多くの質問が挙がりました。
その中でも、2年生のFさん が投げかけた“What would a world without color be like?”「色のない世界はどのような世界になると思いますか？」という質問に対し、Anderson先生は、アイオワ州立大学では色の見え方を文化的な概念として扱っていると説明し、色覚多様性を考慮したデザインでは、色だけでなく質感や模様などの他の視覚要素も重要になると話してくださいました。Fさんの素晴らしい質問に対して、Anderson先生は大学のグッズなどのお土産をプレゼントしてくださいました。

このやり取りは、まさに天王寺インターナショナルコースが大切にしている 「なぜ？」「もし〜なら？」と問い、考えを広げる探究的な学び が自然に生まれた瞬間でした。
生徒たちは、デザインと文化、そして人の見え方の多様性について深く考えるきっかけを得たようです。

今回の訪問は、大学説明にとどまらず、海外の教育者と直接対話することで視野が広がる非常に有意義な時間となりました。
クラーク天王寺インターナショナルコースでは、英語を学ぶだけでなく、世界の文化や価値観を学び、自分の視野を広げることも大切にしています。
今後も生徒たちが世界とつながり、自分の興味や問いを深められる機会を提供していきます。