【学習】『大鏡』を通して古典文学を探求する!

大阪梅田校2年生の古典の授業では、10月に歴史物語の最高傑作とされる『大鏡』を学習しました。Sクラスでは『大鏡』の~弓争ひ~の段を学んだあと、グループに分かれて探求学習を実施しました。
〈『大鏡』研究授業〉と題し、➀『大鏡』に見られる、文人貴族の歴史観について②「四鏡」をとおして歴史物語の変遷を探る➂藤原氏の栄華を読み解く(藤原道長を頂点とする藤原氏の繁栄と衰退)
という3つのテーマについて探求し、スライドにまとめてプレゼンテーションをするというものです。
各グループで好きなテーマを選んでの実施になるのですが、やはり一番人気は➂の藤原氏の栄華を読み解くでした。藤原道長という当時の栄華を極めた人物にスポットを当て、その繁栄がなぜ衰退してしまうのかというところに観点をおき、自分たちの結論を導き出します。摂関政治のデメリットなどに論点をおき、発表しているグループもありました。生徒たちは、平安貴族たちの生活や風習に触れることで古典文学の世界がより身近なものになり、また、歴史物語の存在意義にも気づくことができたようです。
古典を知識として学ぶだけではなく、時代は違えど同じ日本という地(しかも近畿)に実際に存在した人物を探求することで、古典文学に対する新たな世界観が生徒たちの中に広がることでしょう。探求活動をとおして、古典という科目への苦手意識が払拭できることを期待します。

「四鏡」を分析し、歴史物語の変遷について発表しました
藤原氏の発展についてその始祖から系図をもとに探ります
もし藤原道長が存在しなければ・・・藤原氏の繁栄はなかったのでしょうか
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